スピッツとわたし 番外編その①

スピッツ
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手術

いきなり包帯ぐるぐる巻きの写真ですみません。

そしてこっそり尿管にカテーテルも入ってます(笑)(これが地味にしんどかった!)

今から5年前の9月4日。

右膝外半月板損傷により、手術を受けました。

あ、笑い話というか、楽しい思い出として書いております。

スポーツもしてないわたしがなぜ半月板損傷なんてアスリートみたいなケガをしたのか。

それは、わたしの人生そのものと言っても過言ではないスピッツと大きな関係があります。

フェスティバリーナ

2014年7月2日。

名古屋日本ガイシホールにて、スピッツJAMBOREE TOUR フェスティバリーナがスタート。

その初日のチケットが見事取れまして。

いつも通り、我が姉と、スピッツのライブ初参戦の姪っ子とわたしの3人でいざ!

姉と姪っ子は奈良から遠路はるばる名古屋まで来てくれました。

そしてなんとアリーナ4列目だったのですよ!

もうこりゃテンション上がりましたよー。限定のTシャツやらは全然買えなかったけど、ツアーTシャツと光るピンバッジを購入してすぐに着替えて。

はじまったらもうなんでか知らないけど涙が出る。いっつもスピッツのライブは泣ける。

泣くつもりなんてないし、感動とかそんなの求めるのも好きじゃない。

いつものわたしはめっちゃドライな人なので。シリカゲル100個分くらいかな。

でもなぜか泣ける。

おそらく感動もあるのだろうけど、体に感じる音がすごくて。ぶわーっとくる音の迫力。それに涙腺もびっくりするのでしょう。もしくは加齢によるものなのか?!

このツアー、タイトルどおりお祭りのようでした。普段はアリーナツアーはやらないスピッツ君。

どうせやるならおまつりみたいにしちゃえ!って感じだったのでしょうか?

で、この時のセットリストがねー。歴代スピッツのライブの中でも神セトリと名高いセットリストでした。

新しい曲からだいぶ懐かしい曲まで。これやってくれたらめっちゃ嬉しい!って曲をたくさんやってくれて、自然と笑顔で飛び跳ねてました。

となりにいた女性2人組の会話を小耳に挟みましたところ、

知ってる曲がほとんどなかった、

とおっしゃられていたので、そのくらいいつもはやらない曲が多かったのかと。

長年のスピッツファンには嬉しいセトリだったと思います。

願いが叶ったんだと勘違いしましたもん。

その時のセットリストは、

01.夜を駆ける
02.海とピンク
03.けもの道
04.僕の天使マリ
05.ラズベリー
06.恋する凡人
07.空も飛べるはず
08.プール
09.フェイクファー
10.夏の魔物
11.涙がキラリ☆
12.エスカルゴ
13.ヒバリのこころ
14.スワン
15.
16.愛のことば
17.正夢
18.ハニーハニー
19.エンドロールには早すぎる
20.8823
21.野性のポルカ
22.トンガリ‘95
23.俺のすべて


EN1.稲穂
EN2.夢追い虫

しょっぱなからとばすとばす!

海とピンクなんてイントロが始まった途端叫んでたもん。けもの道の田村さんのベースソロ(ピーゴワタイムと呼んでたかな?)、

大好きなラズベリーに、まさかのフェイクファー!

フェイクファーはねぇ、もうやってくれないかと思ってたもん。

大好きな曲だけど、スピッツ君の中では結構辛い時期の曲だったからね。

もうこの時は涙や汗ででいろいろ霞んでしまってたいへんでした。

姉と姪っ子とたのしい!最高!と盛り上がっていたら、8823の演奏が始まりました。

スピッツのライブでは一番の盛り上がりを告げるこの曲。わたしは暴れまくる派なので、輝く虫のように飛び跳ねておりました。

そして次の曲、野生のポルカが始まった時になんの前触れもなく、唐突に、それは訪れました。

調子よく飛び跳ねて着地した瞬間、いきなり右膝がグキっとロックがかかったようになり、膝が伸びたまま元に戻そうとしても戻せない。

そして曲げようとすると激しい痛みが…。

でももともと右膝はポキポキいうへんな膝だし、きっといつものやつだ、とその後もハイテンションで盛り上がりまくり、

最後の曲、夢追い虫で感極まり、でも今日のライブはこれで終わっちゃうんだなぁ、終わらなければいいのに、なんて思いながらライブ終了。ええ曲やなぁ。満足。

まるで昨日のことのように思い出せる。そのくらい楽しかったんだね。

帰り道

ライブが終わって、会場からJRの駅までそれほど遠い距離ではないのですが、ちょっとだけ歩きます。5分くらいかな。

ところが、先ほどの膝ロックかかっちゃってなんか激痛、なわたくし。ほぼ歩けない、痛くて痛くて。一歩踏み出すごとに立ち止まらなければならないほど。

ライブ中は興奮と楽しさでそれほど気づいてなかったけど、ほんとはめっちゃ痛かったんだね。

それでもなんとか電車に乗り込み、心配する姉と姪っ子とは金山駅でお別れ。

わたしは名古屋のおうちにひとり帰らねばだったのですが、この当時、最寄り駅から家まで、なんと登り坂を延々と15分歩かねばならない難所に住んでいたのです。

絶対むりや。でもビール買いたい。ライブの後はビールなのだ!

この日、夜勤だった旦那様。偶然にも帰りの地下鉄でバッタリ出くわしシメシメ。これは一緒に駅からタクシーで帰ろう、と企みました。そしたら打ち上げビールも買ってもらえるぞ!

コンビニでビールを買う気力もないほど膝が痛くて歩けなかったんです、この時点で。じゃあ諦めろよって?そうはいかん。

そんなふうに、この時はまだ割と楽観的に考えておりました。

ビールも買って、無事にタクシーに乗り家に着きましたが、ビールの味も思い出せないほどの痛みがさらに襲ってきました。

飲んだのはサッポロ黒ラベルと覚えてはいるのですが。

よく見たら膝から太ももがぱんぱんに腫れてる…さすがにちょっとやばいかなぁとここでようやく思い始めまして。

ありったけの湿布と保冷剤を右膝にこれでもか!というほど与えて、鎮痛剤も飲んで。

明日は病気に行こう。

素直にそう思って、痛みに耐えながらなんとか眠りにつきました。

ここまで書いて気づいた!まとめられない。

長くなりそうなので、つづきはまた今度!

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